sub.png

A4TECH(マウスメーカー)

 少し前に書いた「マウスの選び方(メーカー編)」の記事が何故かかなり人気があるようなので、追加して書いてみる事にした。今後ネタがない時を見て、メーカーやマウスを1つずつ具体的に取り上げて紹介してみる予定だ。

 今回紹介するのは前回に書いてないけど、意外と人気もあるメーカー 「A4TECH(エイフォーテック)」。

120px-A4Tech-Logo.svg.png

A4tech Web Site
http://www.a4tech.com/


■A4Tech

 A4Techは台湾のメーカーで、密かな人気があるゲーミングマウスを作っている。普通のマウスも作っているがA4TECHはどちらかと言うと変わったマウスとかゲテモノ系の印象がある所かもしれない。まあ、確かにA4Techは以前紹介した本当に最高性能を競うような驚異的なマウスを作る会社では無いかもしれない。しかし、機能の割には全体的に値段が安いのが特徴で、コストパフォーマンスは非常に高い。2010/4現在では、恐らく3000円代の値段でX7シリーズのゲーミングマウスが買えるのではないだろうか。

■A4TECH X7シリーズ

 A4Techのマウスの中で有力なマウスはゲーミングマウスの「X7」というシリーズ。このシリーズの特徴は機能の割りに値段が安い事だ。多ボタン、マクロ、ある程度のセンサー。そして低価格帯でもマウスの選択肢がある程度用意されているのが魅力。センサーの方式も、光学、レーザー両方あり形状の種類も好みで選べる。難点は最高クラスのマウスと比べると、若干センサー性能が劣る点。後はX7シリーズの一部のマウスに関しては、ちょっと探したくらいでは日本の販売サイトとか見つからない点。下記のJPと付いていたりするタイプは比較的手に入りやすい。勿論これだけでもこの価格帯のシリーズとしては種類が多い方なのは間違いない。

  • X-718K-JP
  • XL-740K-J1
  • X-748K-JP
  • XL-750BK-J1



  • 左:XL-740K-J1 右:X-718K-JP


     あまり売っているのは見た事ないけど、他にも"X-760H"とか"XL-750BH"、"XL-755K"等もあるらしい。755は壊れやすいとい噂なので取り扱うところが少ないのかも。

    ■X7シリーズの特徴

    X7のサイト
    http://www.x7.cn/

    シリーズ共通の特徴

     ・低価格
     ・多ボタン
     ・マクロ
     ・一定以上のマウス解像度

    多ボタン+低価格
     A4TECHのマウスの利点の1つは低価格なのにボタンが多い点だ。大体X7シリーズだとどれでも7ボタン程度は付いている。実は低価格帯で7ボタンとかサイドボタンが付いているのを探すのは意外と難しい。センサーが明らかに質が悪いマウスなら沢山あるが、一定以上の性能を求めると選択肢はかなり少ない。単純に良いセンサーで値段が安いマウスは有力メーカーにもある。例えば以前まとめて紹介したSteelSeriesの「KINZU」はセンサー性能の割りには3000円台で、かなり低価格。ただしボタンはサイドボタンが付いていない4ボタンマウス。一部FPSやStarCraftなどサイドボタンは必要ないというスポーツ的なゲームもあるので、こういう需要は存在している。しかし、低価格でもサイドボタンを使いたい人は結構いると思う。そういう人にはA4TECHのマウスは向いている。
     形状とかマウス解像度性能がある程度ありサイドボタンがついてて3000円程度で買いたい人の選択肢というと恐らくA4TECHのマウスかDHARMA OpticalGamingMouse DRM26BKあたりになる。

    メモリ内臓+マクロ機能
     まずボタン数が多く安いというだけでもかなり選択肢は少なくなるわけだが、A4TECHのX7系が凄いのは、安いのにボタン割り当て機能とかマクロ等の高価格帯のマウスでしか通常はついてないような機能が付いている点にある。以前書いたようにDRM26BKもサイドボタンがあり安価な高性能センサーマウスとしては相当有力なマウスだがマクロは付いていなかった。
     X7系は Oscar Mouse Editor というソフトでマクロ等の設定が可能。マクロの機能も基本的なゲームをする時に使いそうなものは大体網羅されている。「マクロマネージャ」を使うと細かい設定ができ、高価なゲーミングマウスを含めても最高クラスのカスタマイズ性を持っている。しかも、それらの設定はマウスに内臓されたメモリに記憶されるので、Windows標準のドライバ動作する。メモリを内蔵すると大体値段が上がるのだが、X7シリーズは低価格に抑えているのは特筆すべき点だと思う。X7のマクロ機能に関しては価格を考慮すると驚くべき機能といって良い。あえてこのマクロ機能の難点と言うと便利に使え過ぎて悪用されそうなのが少し気になる所。

    重量のカスタマイズ
     「XL-750BK-J1」などではロジクールのゲーミングマウス「G500」などに良く見られる重量のカスタマイズもできる。重りを入れる量を調整する事で好みの重さに変えれる。全部のX7シリーズが重りを採用しているかは不明。

    サポートは不安かも
     勿論、難点もある。例えば明らかに問題がありそうなのはサポート。以前あった代理店は潰れてしまったり(以前の代理店跡地 http://www.fosternet.co.jp/ 現在は違う所がやっているようだ)、ページが工事中だったりと、継続的なサポートはそれほど期待できない。マウスが壊れた時の保証もおそらく買ったお店次第かと。
     あと、まともな説明書がついていない。コストを減らすためか良く分からないが、検索して気合で使うイメージ。サポートなどいらないから安くしてくれという人には逆にいいのかもしれない。まあ、この辺りは値段が安いのだからと割り切った方がよさそう。

    若干センサーには不安
     また、最高クラスのマウスと比較した場合、若干センサー性能にも不安はある。勿論、PC付属のマウスや無名メーカーの安いマウスと比べればセンサー性能も十分高いとはいえる。しかし、X7シリーズは初期のマウスも後発のマウスも多分同じようなセンサーを使っているので、本当に最新式の高性能マウスと比べるとやはり性能は劣る。こういうのが凄く気になる人にはあまり向かない。

    耐久度も気にしてはいけない
     755はマウスホイールが弱いという噂。718なども一部塗装が剥げ易いとか。そういう意味で耐久性を気にするならLogitech(ロジクール)のマウスが個人的には一番だと思う。ロジクールは耐久性と信頼性に関しては本当に良く作られているという印象がある。A4TECHと同価格帯ならば、「ロジクール MX518 パフォーマンス オプティカルマウス MX-518」あたりが競合するマウスになる。ただ、マクロはなく、内臓メモリもない。マクロの機能を重視するならA4TECHの方が良い。はやり、そこはメーカー毎の得意分野があるので、自分が必要としている機能が得意な所のマウスを選ぶといい。

    見た目も気にしてはいけない
     まあ見た目は好みの問題も大きいが、A4TECH製品は後一歩洗練されていない印象を受ける部分はあると思う。

     コストパフォーマンスは比較サイトで見ると良く分かる。価格比較サイト

    ■関連項目
    FEZ ノート: マウスの選び方(スペック編)
    http://fantasyearth.org/article/136584448.html
    FEZ ノート: マウスの選び方(メーカー編)
    http://fantasyearth.org/article/136586917.html
    FEZ ノート: DHARMA OPTICAL GAMING MOUSE(DRM26)
    http://fantasyearth.org/article/140266746.html

    ■参考
    4Gamer.net ― A4Tech製「XL-750BK」「XL-740K」レビュー掲載。4000円で購入可能なゲーマー向けマウスの価値を考える(X7)
    http://www.4gamer.net/games/091/G009115/20090512044/

    このエントリーをはてなブックマークに追加
    posted by fezノート
    2010.04.14
    | Comment(0) | TrackBack(0) | PC環境・設定
    この記事へのコメント
    コメントを書く
    お名前: [必須入力]

    メールアドレス:

    ホームページアドレス:

    コメント: [必須入力]

    認証コード: [必須入力]


    ※画像の中の文字を半角で入力してください。

    この記事へのトラックバック
    ×

    この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。